スラスト円すいころ軸受
スラスト円すいころ軸受は、円すい形のころを軌道輪の間に配置し、主に軸方向(アキシアル方向)の大きな荷重を支える転がり軸受です。ころと軌道の円すい面の頂点が軸線上の一点に集まる設計で、ころが滑りにくく転がります。片方向の荷重を受ける単式と、両方向の荷重を受ける複式があり、保持器を使わずにころを詰め込んだ総ころ形もあります。総ころ形は静定格荷重が高く、衝撃的な重荷重に向きます。圧延機のスクリューダウン装置(ロール間隔を調整する圧下装置)や、重荷重の大型機械のスラスト支持に使われます。
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スラスト円すいころ軸受
複式スラスト円すいころ軸受
内径160〜420mm級の複式スラスト円すいころ軸受。大きなアキシアル荷重を支える大型軸受で、型番ごとに寸法と定格荷重が異なる。
株式会社ジェイテクト
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スラスト円すいころ軸受
スクリューダウン用総ころ形スラスト円すいころ軸受 THR形
圧延機のスクリューダウン向けの総ころ形スラスト円すいころ軸受。外径149〜641mmの範囲で型番ごとに寸法が異なる。
株式会社ジェイテクト
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スラスト円すいころ軸受
スクリューダウン用総ころ形スラスト円すいころ軸受 THR…X形
スクリューダウン用THR…X形の総ころ形スラスト円すいころ軸受。外径149〜900mmの範囲で型番ごとに寸法が異なる。
株式会社ジェイテクト
スラスト円すいころ軸受の選び方
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1. 荷重の向きで形式を選ぶ
単式は一方向のアキシアル荷重だけを受け、複式は両方向の荷重を受けます。保持器付きか総ころ形かでも特性が変わります。荷重の向き、回転の有無、衝撃荷重の有無を整理してから形式を決めます。
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2. 静定格荷重で衝撃・静止荷重を確認
スクリューダウンのように低速または停止状態で大荷重や衝撃を受ける用途では、静定格荷重が選定の基準になります。掲載製品では2190〜98200kNと幅が広く、総ころ形は特に高い値を持ちます。最大荷重に対して余裕があるか確認します。
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3. 動定格荷重で寿命を見積もる
回転しながら荷重を受ける用途では、動定格荷重から定格寿命を計算します。掲載製品では823〜6530kNの範囲です。実際のアキシアル荷重と回転速度から必要な寿命時間を満たすか確かめます。
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4. 軸とハウジングの寸法に合わせる
内径は軸径に、外径はハウジングの穴径に合わせます。掲載製品の内径は160〜550mm、外径は149.2〜900mmです。同じ外径でも型番により取付け寸法が異なる系列があるので、既存設備の更新では寸法表で照合します。
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5. 組立高さで装置内に収まるか確認
高さは軸方向の取付けスペースを決めます。大型の軸受では高さの違いが装置の構造に影響します。荷重容量だけで選ばず、組立高さが装置の軸方向寸法に収まるかを確認します。
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6. 回転速度の上限を確認
総ころ形はころ同士が接触するため、高速回転には向きません。使用回転速度が許容回転速度を超えないか確認し、超える場合は保持器付きの形式や潤滑方法を検討します。
この解説は、掲載製品の資料と仕様の項目をもとに AI が作成しました。採用前に各社の資料でご確認ください。