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ロードセル

ロードセルは、荷重や力を電気信号に変換するセンサーです。金属製の起歪体(荷重でわずかに変形する部材)にひずみゲージを貼り、ホイートストンブリッジ回路で変形を電圧変化として取り出します。出力は印加電圧当たりのmV/Vで表され、指示計やアンプで荷重値に換算します。形状にはビーム型、シングルポイント型、コラム型、S字型、ボタン型、低床の圧縮型などがあり、荷重方向も圧縮・引張・両用に分かれます。はかりやホッパー・タンクスケール、ボトリングマシン、小型計測機器のほか、金型内圧測定のような製造工程の力計測にも使われます。

ロードセルの選び方

  1. 1. 最大荷重に余裕のある容量を選ぶ

    定格容量は測定できる最大荷重で、掲載製品では2〜2000Nです。風袋や衝撃荷重を含めた最大値に余裕を持たせて選びます。一方で容量が大きすぎると分解能が下がるため、常用荷重が定格の適度な割合に収まるかを確認します。

  2. 2. 荷重方向と形状を取付に合わせる

    圧縮・引張・両用のどれに対応するかで使える用途が決まります。形状は設置スペースや荷重の掛かり方に合わせ、偏荷重のある台はかりにはシングルポイント型、タンクには自動調芯型の圧縮型、狭所には低床型やボタン型を検討します。

  3. 3. 非直線性で計測精度を比べる

    非直線性は定格出力に対する直線からのずれで、掲載製品では0.023〜0.15%R.O.です。ヒステリシスや繰返し性も合わせて確認し、取引用はかりなどではOIML R60のC3のような精度等級への対応有無も判断材料になります。

  4. 4. 定格出力と指示計の整合を確認

    定格出力は定格荷重時の印加電圧1V当たりの出力で、掲載製品では1〜2mV/Vです。組み合わせる指示計やアンプの入力範囲、推奨印加電圧、入出力抵抗が合うかを確認し、複数台並列で使う場合は出力のそろいも見ます。

  5. 5. 設置環境に合う保護等級を選ぶ

    水や洗浄液がかかる水産・食品・飲料ラインでは、IP68やハーメチック密閉(溶接などで気密封止した構造)の製品が適します。粉じん程度の環境ならIP64級でも足りる場合があります。使用温度範囲も合わせて確認します。

  6. 6. 起歪体の材質で耐食性を判断

    起歪体の材質はアルミ合金、合金鋼、ステンレスなどがあります。腐食性の環境や洗浄が多い用途ではオールステンレス製が向きます。衝撃が予想される場合は許容過負荷の値やストッパーの有無も確認します。

この解説は、掲載製品の資料と仕様の項目をもとに AI が作成しました。採用前に各社の資料でご確認ください。