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シングルポイント自動給油器

シングルポイント自動給油器は、軸受などの給油口1か所に直接または短い配管で取り付け、カートリッジ内のグリースや油を設定した期間にわたって少量ずつ自動で送り出す装置です。駆動方式には、内部でガスを発生させてピストンを押すガス式と、モーターでピストンを動かす電気機械式があります。ガス式は電源不要で構造が簡単な一方、吐出量が周囲温度の影響を受けやすい傾向があります。電気機械式は温度に左右されにくく、外部給電やPLC連携で運転中だけ給油できるものもあります。人手による給脂が難しい高所・狭所・危険区域のモーター、ファン、ポンプ、コンベア用軸受などで、給脂忘れや過剰給脂を防ぐ目的で使われます。

シングルポイント自動給油器の選び方

  1. 1. 吐出量に合う容量と期間を選ぶ

    必要な1日あたりの給脂量に、潤滑剤容量(掲載品で60〜250ml)と吐出期間(1〜24ヶ月)の組み合わせを合わせます。容量を期間で割った値が実際の給脂量になるため、軸受の必要量から逆算し、交換周期を保守計画と揃えると管理が楽になります。

  2. 2. 設定できる吐出期間の幅を確認

    ガス式では1〜12ヶ月、電気機械式では最長24ヶ月まで設定できる製品があります。設定がダイヤル式で工具不要か、途中で変更や停止ができるかも確認し、季節や運転条件の変化に対応できるかを見ます。

  3. 3. 駆動方式は環境と制御で決める

    電源が取れない場所や危険区域ではガス式が使いやすく、ATEX認証品もあります。温度変化が大きい場所や、機械の運転中だけ給油したい場合、PLCで監視したい場合は電気機械式や有線式が向きます。

  4. 4. 配管長に足りる吐出圧力か

    最大動作圧力は掲載品で5〜30barです。配管で離れた位置から給脂する場合は圧力損失が増えるため、圧力の高い機種が必要です。最大供給長さはグリースで最大300m、オイルで最大5mと製品により大きく異なるので必ず照合します。

  5. 5. 給油口のねじ規格を合わせる

    接続ねじが給油口(グリースニップル取付穴)の規格と一致するかを確認します。一致しない場合はアダプターが必要になり、取付部が長くなると振動で緩みや破損の原因になるため、取付スペースも含めて確認します。

  6. 6. 周囲温度と潤滑剤の適合を確認

    周囲温度範囲が設置場所の最低・最高温度を含むかを確認します。あわせて充填潤滑剤の種類が軸受条件に合うか、食品機械ならNSF H1食品グレードかを確認します。屋外や洗浄環境では保護等級(IPコード)も見ます。

この解説は、掲載製品の資料と仕様の項目をもとに AI が作成しました。採用前に各社の資料でご確認ください。