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ダイレクトドライブモーター

ダイレクトドライブモーターは、減速機やベルトを介さずに負荷をロータへ直接取り付けて回転させるサーボモーターです。多極構造で低速・高トルクを出せるため、ギアのバックラッシュ(すき間)がなく、高い位置決め精度と応答性が得られます。主に回転テーブルや割り出し装置に使われます。高分解能の絶対位置検出器と大型のクロスローラ軸受などを内蔵し、中空穴に配線・配管を通せるものが一般的です。外側が回る外転ロータ型と内側が回る内転ロータ型があり、低背型、保持ブレーキ付き、防塵・防水型も選べます。半導体・電子部品の検査装置、組立装置、ターンテーブルなどで使われています。

ダイレクトドライブモーターの選び方

  1. 1. 連続負荷に見合う定格トルクを選ぶ

    運転サイクル中の実効トルク(負荷の摩擦や加減速トルクの二乗平均)が定格トルク以下に収まることを確認します。掲載製品の定格トルクは2〜45N·mです。余裕が小さいとモーターが発熱し、過負荷保護で停止する原因になります。

  2. 2. 加減速に必要な最大トルクを確認

    短時間で位置決めする用途では、負荷慣性と角加速度から求めた加速トルクが最大トルク内に収まるかを確認します。掲載品は6〜135N·mで、定格トルクの約3倍に設定されています。あわせて、許容負荷慣性モーメントの範囲内に収まるかも確認します。

  3. 3. 外径と高さで装置に収まるか確認

    外径は100〜286mm、取付面からの高さは35〜170mmです。テーブル下のスペースが限られる場合は、低背型や低重心の内転ロータ型が向いています。トルクが大きい機種ほど外径・質量(2.4〜48kg)も大きくなる傾向があるため、架台の強度も確認します。

  4. 4. 通す配線・配管に合う中空径

    回転テーブル上のセンサーやエア配管を中空穴に通す場合は、ケーブル束や継手の外形が通る径を確保します。掲載品の中空径は32〜56mmです。回転部で配線がねじれる場合は、許容回転角や回転継手の併用もあわせて検討します。

  5. 5. 負荷を直接受ける許容荷重を確認

    ダイレクトドライブモーターはワークや治具をロータに直接載せるため、アキシアル荷重(1000〜9500N)、ラジアル荷重、モーメント荷重(20〜200N·m)が許容値内に収まるかを確認します。偏心した負荷や張り出した負荷では、モーメント荷重が制約になりやすくなります。

  6. 6. 精度・速度・環境の仕様を照合

    掲載品の繰返し位置決め精度は±2arc-sec、絶対位置決め精度は60〜70arc-secで、最大回転速度は2〜10s-1です。垂直軸など停電時に位置を保持する必要がある用途にはブレーキ付きを、水・油・粉じんのある環境にはIP66M相当の耐環境型を選びます。

この解説は、掲載製品の資料と仕様の項目をもとに AI が作成しました。採用前に各社の資料でご確認ください。